不動産業界というと、様々なイメージを持つ人がいると思います。確かに土地の地上げや、きつい営業など、大変なことがあるのは事実です。
しかし、不動産業界の頂点に君臨する、総合ディベロッパーは別格です。
今回は、大手総合ディベロッパーの魅力についてお伝えします。
もくじ
①:総合ディベロッパーは、仕事のスケールが大きい
ディベロッパーの醍醐味といえるのが、街づくりを企画できるということです。
街の再開発をはじめとした大型の商業施設・オフィスビル・ホテルなどは、総合ディベロッパーの企画力なくして、完成することはありません。
事業計画の策定から、行政・ゼネコン・投資家など、多くの関係者と折衝することで、プロジェクトが進んでいきます。
数十年かかるプロジェクトも存在しています。
大きな事業に関わりたい人にとって、総合ディベロッパーへの挑戦はおすすめできます。
②:若いときから報酬が異常に高い
大手総合ディベロッパーは、日系企業では最高クラスの報酬をもらうことができます。
平均年収でも軽く1000万を超えます。
そのため、就職人気ランキングは常に上位に入ってきます。
入社難易度も高いため入ることは難しいですが、報酬面で報われるため、仕事に没頭したい人にもおすすめできます。
③:豊富な経験・スキルが身につく
ディベロッパーの仕事は、新たな価値を創り出すことです。
まだ完成されていない未来を描いて仕事をするようなものです。
そのため、予想していないことへの対応が頻発します。
法律関係、予算や利害関係者との調整など、頭を悩ます問題が連発します。
ディベロッパーで仕事をすると、複雑かつ様々な案件を経験することになるため、豊富な経験が身につき対応力が磨かれます。
④:子会社・関係会社のマネジメント力が向上する
不動産ディベロッパーは多くのグループ会社を束ねています。
すべての案件を自分だけで行うのではなく、それぞれの専門会社に仕事を振りマネジメントをする必要があります。
進捗管理を含め、あらかじめトラブルになりそうな点をしっかり詰め、プロジェクトを推進します。
自分の方が年齢が下でも、子会社の役職者に業務を依頼することも多々あるでしょう。
⑤:社内での提案能力が試される
大手不動産会社のプロジェクト規模は破格です。
数百億~数千億規模のものはざらにあります。
そのため、プロジェクトの提案スキルが求められます。
役員に承認をもらうためのプレゼン力も磨かれます。
社内での作法もしかり、大型のプロジェクトになればなるほど、慎重かつ着実に成果を挙げることが求められるのです。
⑥:体力・コミュニケーション力が求められる(注意点)
大手総合ディベロッパーは、部署にもよりますが飲み会も多いです。
夜遅くまで接待をしても、次の日もバリバリ働けるような人が合っています。
とはいえ、様々な社員が多いですし、財務や経理などのコーポレート領域の仕事に配属されることになれば、そのような色は薄くなります。
体力があって、お酒も楽しく飲める人の方が適正はあると言えるかもしれません。
今回は総合ディベロッパーで働く特徴と注意点についてお伝えしました。
大きなやりがいに加えて高い報酬を狙いたい人にはおすすめです。
入社難易度は高く、求められるスキルも高いので大きく成長できるはずです。
今回は以上です。