・だけど、中古戸建は怖い・・・
・中古戸建の注意点ってどんなところ?
今回は初心者の方に向けて、中古戸建の見極め方をお伝えしていきます。
中古戸建は難易度が高く感じるかもしれませんが、
良いものをお得に買う考え方について解説していきます。
もくじ
①:立地・土地の形に注目する
中古戸建を見るときに、建物に目が行きがちですが、
資産価値として重要なのはどんな立地にどんな敷地を所有するかです。
なぜなら、建物は劣化しますが、土地は劣化という概念がないからです。
マンションと異なり、土地の所有権は自分をふくめ、将来的に相続する家族のものになります。
子どもや孫の代にも資産になる土地を選びましょう。
一言に土地といっても、敷地の形状、道路との高低差・接道要件などが重要になります。
最悪の場合、建物を再度建築することができない物件も存在します。
②:築年数が古い=ダメではない
築年数が浅い方が良いのは間違いありません。
しかし、築年数が古くても、良質な物件は存在します。
例えば、良質なハウスメーカーで建設された家は、劣化が少ないからです。
最近では、30年~60年まで安心して住めるような技術力を持つメーカーもあります。
さすがに60年間ノーメンテナンスで過ごすことはできませんが、丁寧に管理すれば、それくらいの期間は住めるものも出てきています。
建売物件は比較的安い価格で売られており、ハウスメーカーと比較するとやはりやや劣化が早い部分もあります。
どのようなメーカーで建築されているかは確認しましょう。
③:出口(売却)を見据えて購入する
購入を考えている人にとっては、複雑かもしれませんが、実は、不動産は売却のことを考えて購入するのがおすすめです。
極端な話、適正な価格で購入すれば、数年先~数十年先も適正な価格で売却することができるからです。
もちろん、未来を見通すことは誰もできませんが、とても不便なところや、人気がないところに不動産を買ってしまうと、将来的なリスクにつながっていきます。
金額によって選択肢が決まってしまう事情もあるかもしれませんが、その点は慎重に選んだ方が良いでしょう。
④:過去の修繕履歴を確認する
中古戸建といえど、築20年を超えてくると、部分部分で劣化をしてきます。
丁寧なオーナーさんであれば、建物の補修を適切に行っています。
まったく補修をされていなくても大丈夫に見える場合もありますが、その場合は引っ越してからプラスオンの費用がかかる可能性は頭に入れましょう。
⑤:生活環境を熟知したエリアで
不動産を購入するときは、生活環境を熟知したエリアで購入するのがおすすめです。
数年賃貸などでそのエリアに住んでいるのであれば、そこまで気にする必要はありませんが、車の騒音や夜の治安など、近隣の住んでいる人の雰囲気は把握しておきたいところです。
知らないエリアで焦って買わないように注意しましょうね!
⑥:良い物件はすぐ売れる
中古不動産の面白いところは、良い物件はすぐに売れるということです。
都心部、地方都市で不動産を探し始めたら、こういったことも起こることは頭に入れましょう。
不動産業者のセールストークなのか、本当に売れる物件なのかの見極めが必要になります。
でも、そのタイミングで買えなかったとしても落ち込む必要はありません。
不動産はご縁ものなので、しっくりくるものと出逢えるまで待ってみましょう。
ただ、本当に良いと思ったときは、即決できるよう目利きができるように準備しましょう。
⑦:住宅ローンの金利に注意
今は比較的低金利で住宅ローンが組める時代です。
とはいっても、数千万~1億程度のローンを契約することになるでしょう。
付き合いのある銀行だけではなく、ネットバンクなども視野に入れて、検討してみましょう。
都心の会社員であればメガバンクから優遇金利を受けられる場合もあるので、ネットバンクとどちらが安いか比較してみると良いでしょう。
まとめ
今回は中古戸建の選び方について、初心者の方に向けてお伝えしました。
簡単な内容だけお伝えしましたが、不動産は奥が深いです。
気になる方は、不動産に詳しい信頼できる方に、情報を聞いてみてくだだいね!
①立地・土地の形に注目する
②築年数が古い=ダメではない
③出口(売却)を見据えて購入する
④過去の修繕履歴を確認する
⑤生活環境を熟知したエリアで
⑥良い物件はすぐ売れる
⑦住宅ローンの金利に注意
ぜひ、今回の話を参考に中古戸建を選んでほしいと思います。