
・少しは良いところもあるんじゃない?
・どんなことが具体的にめんどうなの?
このような疑問に答えていきます。
大企業の仕事って、なかなかめんどうなことが多いですよね。僕自身、大企業の仕事の進め方に嫌気がさしたうちの1人です。
今回は大企業の仕事が大変な理由についてお伝えします。この記事を読むことで、大企業特有の仕事の進め方が理解できると思います。

本記事の内容
- 大企業の仕事がめんどうくさい4つの理由
- 大企業の仕事の進め方を理解して良かったこと
- 大手企業で働く人が陥る3つのリスク
もくじ
大企業の仕事が大変な4つの理由
大企業の仕事が大変な理由は次の4つが大きいです。
その①:意思決定が遅い
その②:関係部署との調整が大変
その③:決定したら一気に動く
その④:責任回避する風土
それでは、1つずつ説明していきます。
その①:意思決定が遅い
大企業の特徴は、意思決定が遅いことが挙げられます。大企業は、決裁をえるために膨大なプロセスが必要になります。
案件やプロジェクトの予算規模によって変わりますが、役員層が絡む案件は時間がかかることがほとんどです。
ポイント
中小企業やベンチャー企業のように、トップが即決して動くスピード感が好きな人にとって、大企業の意思決定のプロセスはストレスに感じるでしょう。
その②:関係部署との調整が大変
大企業では、複数の部署と連携して仕事を進めることが求められます。
1つのプロジェクトでも1部署で完結することはありません。
- 予算の調整
- プロジェクトのプラン
- 提案のプレゼン
- 発注・協力業者の選定
など、社内・社外の調整が生じます。
さらに、役員への提案と簡単にいっても売上高が数兆円レベルの企業は、グローバルに展開しています。
複数の役員の時間を30分間調整するだけでも難易度が高くなります。
役員に提案するためには、部署間での事前の会議が多くなり、細かい調整で神経をすり減らすことになります。
その③:大企業は決定したら、一気に動く
大企業で意思決定がされると、そのあとは一気に動く必要が出てきます。
役員の承認を得る=確実にプロジェクト成功させる意識が強くなります。そのため、プロジェクトの実行部隊には相当なストレスがかかります。
期限に対して、マイルストーンを設けて、きちんと業務を完成させていくことになります。
意思決定までは遅くとも、そこから先は、ハイスピードで協力会社と連携して実務を遂行していきます。
その④:責任回避する風土
大企業には責任を回避する風土があります。
その理由は、プロジェクトで失敗すると、出世することができなくなるからです。

プロジェクトが順調に成功すれば良いですが、万一失敗したときは、部署間の責任のなすりつけあいになります。
自分の立場が悪くならないような社内政治をする人が多いことは大企業の特徴です。
大企業の仕事の進め方を理解して良かったこと
大企業の仕事が面倒くさいとはいえ、社内にいる中で経験になったことはあります。
その①:コンプライアンス意識
その②:石橋をたたいて渡る感覚
その③:大企業特有の社内政治
この3つを経験したことで、大企業で仕事を進める感覚がつかめるようになりました。
また、大企業のネットワーク・資本があるからこそできる仕事があることを理解しました。

大手企業で働く人が陥る3つのリスク
とは言え大企業の仕事の進め方はこれからの時代に合わないです。
その理由は次の3つです。
- リスク①:専門的なスキルは身につかない
- リスク②:大企業の仕事は個人で稼げない
- リスク③:大企業でも不透明な経済状況
それでは、順番に説明していきます。
その①:大企業は専門的なスキルは身につかない
大企業は専門的なスキルは身につかないといえます。
もちろん、一部の仕事は例外ですが、大半の仕事は他の人でもできる仕事です。
そう考えると、大企業に長く勤務したからといって専門的なスキルが身につくわけではありません。
大企業で働く上で、そういった考えは押さえておきましょう。
その②:大企業的な発想では個人で稼げない
大企業は、すでに大きな収益源をつくる構造をもっています。
そのため、自分1人で仕事をして、食べていくという感覚は身につきません。
これからの時代は、会社に所属しつつ個人でも食べていける力を身につけることが大切です。

その③:大企業は事業リスクも大きい
大企業は事業リスクが大きいです。
様々な固定費が大きくかかってきます。
経済危機やコロナなどがあると、たとえ大企業でも体力が長続きしません。
- 転職できるスキル
- 副業で稼ぐ力
- 人とつながって情報を得る
今の会社にいて安泰だという価値観を捨てましょう。
そうした思考を持つことで、自分の人生を動かしていく感覚が強くなると思います。
まとめ
今回は大企業で働くことの大変さと、大企業で勤務することへのリスクについてお伝えしました。
ぜひ、自分自身がどんな働き方をしたいのか?について真摯に考えて行動していきましょう。
時代がどんどん変化する中で、自分らしく生きる土台作り(転職・副業)をコツコツ始めることをおすすめします。
今回は以上です。