・成果が出なくてつらい
・辞めたら逃げなのか?
このような疑問に答えていきます。
営業マンである以上、数字のプレッシャーを感じて働くことになります。
僕自身6年間の営業生活で、本当に逃げたくなることを何度も経験しました。
- 数字ができない
- 上司から詰められる
- 手元の案件がゼロ
こんな感覚で常に焦って仕事をしていました。
その後、転職をして完全なホワイト企業へ転職できました。この記事を読むことで、営業でつらい人の心が軽くなったら嬉しいです。
本記事の内容
- 営業から逃げたくなる前の対処法
- 営業から逃げたくなる理由
- 人生にプラスなら営業から逃げても良い!
すでに営業を続ける自信がなくなった人はこちらの記事をご覧ください。
≫営業に自信がなくなった!【営業不振で絶望的な状態でも心配不要】
もくじ
営業から逃げたくなる前の対処法
営業マンとして仕事をしていると、「逃げたい」って感じることってありますよね。
僕自身、不動産の営業をやっていたときに月末は胃に穴が空く思いで会社にいっていました。
そんな時は、「もし営業じゃなかったらどれだけ楽なんだろうか?」ということを考えていました。
営業から逃げたくなる前の対処法①:思考停止しないこと
営業から逃げたくなっても、思考停止をしないことをおすすめします。
営業成績が悪いと会社で詰められます。そうすると、何も考えられなくなる人もいるでしょう。
怒られても成果を出すための仕事に集中して、進んで行くことが大切です。
営業から逃げたくなる前の対処法②:心は負のスパイラルに入らない
営業から逃げたくても、心は負のスパイラルに入らないようにしましょう。
営業は計画×信頼の貯金で、数字が伸びていきます。
特に上司・先輩から怒られることを恐れて、パフォーマンス的な仕事は絶対にやめましょう。
- 無駄なアポイント
- 無意味な電話アプローチ
- 盛った報告など...
その場しのぎをしても、成果につながることはありません。
パフォーマンスに走るより原因を知り、対策を練ることの方が大切です。
営業から逃げたくなる前の対処法③:頑張っている自分を大切に
営業が好きなら、頑張っている自分を大切にしましょう、
仕事がうまく進まず、嫌な思いをしているから、逃げたい気持ちになるのです。頑張ったことが必ず成果につながるとは限らないのが営業の仕事です。
そんなときはがんばっている自分を認め、肩の力を抜いてみても良いと思います。
営業から逃げたくなる理由3つとは?
営業から逃げたくなるときは次の3つがあると思います。
理由①:営業の案件不足
理由②:営業不振による精神的な疲労
理由③:営業は出口のない無限ループ
逃げたくなる理由①:営業の案件不足
僕も仕事は大好きなのですが、案件不足になることが一番の不安&ストレスでした。相手があることなので、どうしても新規のお客さんは計画通りに成約にならないことが多々ありました。
しかし、がんばっていても、どうしても仕事が尽きる瞬間も体験しました。
新規の営業をしている方であれば分かると思いますが、ピンチは頻繁に訪れますよね。
逃げたくなる理由②:営業不振による精神的な疲労
営業から逃げたくなる理由に、精神的な疲労が挙げられます。
数字が悪いと、社内での居場所がどんどん無くなります。風当たりはどんどん強くなり、人格否定をされている人もいるでしょう。
こんな状況で働くと、ただでさえ自分の気持ちも下がっているので、良い仕事などできるわけはありません。肉体的にもつらいですが、精神的に追い詰められている人は、営業から逃げたくなってしまうと思います。
逃げたくなる理由③:営業は出口のない無限ループ
営業から逃げたくなるのは、営業は出口のない無限ループのようなものだからです。
毎月目標に向かって、兵隊のように進んでいくことが本当につらかったです。どれだけ成果を出しても、終わりが見えないことに恐怖心を抱いていました。
関連記事
僕自身、営業を辞めて良かったと感じています。
営業を辞めて良かったと感じる瞬間!【6年間営業をやった体験談】 をご覧ください。
営業から逃げないためのマインドセット
心のテンションを低く営業していても、さらに成果にはつながりません。大切なのは、マインドセットです。
その①:上司の機嫌は気にしない
その②:やらないことを決める
その③:誠実に丁寧に顧客と向き合う
シンプルですが、顧客のことを第一に考えましょう。当たり前のことをコツコツ積み上げることで信頼貯金が積み上がります。
逃げないためのマインドセット①:上司の機嫌は気にしない
営業成績に波があっても、上司の機嫌は気にしないようにしましょう。
数字が悪くて困るのは、本来は担当ではなく上司です。そんなときは、色々と言われるかもしれませんが、自分を責めないようにしましょう。
逃げないためのマインドセット②:やらないことを決める
先ほども少しお話をしましたが、成果がでないことに時間を使うのはやめましょう。パフォーマンス目的で仕事をしても、数字は作れません。
焦って営業を提案されても、嬉しい顧客など1人もいません。
自分がされたら嫌なことをしないだけで、無駄なことはかなり省くことができます。
逃げないためのマインドセット③:誠実に丁寧に顧客と向き合う
空いた時間を使って、誠実に顧客に向き合いましょう。数字のために顧客にアプローチをかけるスタンスはやめましょう。
今月の数字を優先した提案を顧客にすると、目の前のお客さんと心でつながることはできません。
自分が誠実な姿勢で顧客に寄り添うことができれば、そんなあなたを応援したいと思ってくれる人に出会えます。営業成績をプラスのスパイラルにもっていくためには、我慢も必要なのです。
人生にプラスなら営業から逃げても良い!
人生にプラスになるなら、営業から逃げても良いのです。主体的に自分の人生を選んでいきましょう。
特に下記の風潮が強い会社は、即効逃げましょう。
- 利益至上主義
- 人格崩壊会社
- 健康を害す風土
それでは、順番にお話をしていきます。
営業から逃げても良いとき①:利益至上主義
利益至上主義の会社は、顧客にとってのメリットを半減させます。
自分たち中心で物事を考えるので、一般的な感覚が分からなくなってしまいます。
- マナー違反
- ルール違反
- 法令違反
こんな感じの風土が強い場合は注意してください。
もちろん、全ての社員がそうではありませんが、ある程度の役職以上にこういった価値観の人がいる場合はかなり歪んだ会社だと言えます。
対外的にはお客様のためにと言いつつも、利益を求めることしか考えていない会社もたくさんあるのです。
営業から逃げても良いとき②:人格崩壊会社
人格が崩壊しそうな会社は長くいなくてOKです。
そういった会社で働くと人間性も歪んでしまうケースがあります。
人格が崩壊しそうな職場にいると、感覚がどんどんマヒしていきます。何をやっても数字を出すことが一番の価値観にある会社にいる場合は注意してください。
営業から逃げても良いとき③:健康を害す風土
社員の健康を害すことを軽視する会社も危険です。
- 頻繁な飲み会・接待
- タバコの分煙への配慮
- 休日出勤・深夜残業
時代がこれだけ働き方改革や健康増進に力を入れているのに、逆行している会社は危ないです。
トップが健全な考えを持っていても社内に浸透していなければ意味がありません。
営業から逃げるなら人生のキャリアを磨こう
これからの時代はパラレルキャリアを持つことが大切です。特に営業マンであれば、別のスキルも掛け合わせると強いと思います。
営業に配属されたからといって、一生営業を続ける理由などありません。
キャリアを磨く上で意識することは次の3つです。
①:転職で時給単価を上げる
②:交友関係を広げる
③:事業をする
時給単価を上げて人との関わりを増やしましょう。
そして、アウトプットの場として事業を持つ考えを持ちましょう。
それでは、順番に詳しくお伝えしていきます。
プラスの逃げで人生のキャリアを作る①:転職で時給単価を上げる
営業は比較的残業も多く、自分の時間がとりにくい環境だと思います。転職してキャリアを積むなら、時給単価を高くすることをおすすめします。
1年間の労働は、2000時間を基準に考えましょう。
・年収600万 :労働時間3000時間
⇒時給2000円
・年収600万 :労働時間2000時間
⇒時給3000円
・年収1000万 :労働時間2000時間
⇒時給5000円
年収だけでなく、時給換算することがおすすめです。
プラスの逃げで人生のキャリアを作る②:交友関係を広げる
交友関係を広げることも意識しましょう。大人になると、同じ業界の人とは触れる機会があります。
しかし、違うジャンルの人とは出会うことがほとんど無かったりします。交友関係を広げることは、忙しい営業マンだとできなかった人もいるでしょう。
今の自分よりも圧倒的に成果を出している人と出逢うことで人生のステージが変わっていきます。
- ベストセラー作家
- 経営者
- 作曲家・画家
今は講演会やセミナーなど、リアルで会える可能性も高くなっています。
プラスの逃げで人生のキャリアを作る③:事業をする
小さくて良いので、自分でも仕事をスタートしましょう。
今までインプットしたことをアウトプットする場所を持つイメージです。
自分で事業をすると、仕事の本質がより明確につかんでいくことができます。本業の収入があれば、成果に拘り過ぎず、トライすることができます。
パラレルキャリアを積んでいくには、この3つに挑戦するとバランス良く成長していけると思います。
まとめ
今回は、営業から逃げたい人に向けてメッセージをお届けしました。
本気で営業することで、人との関わり方・自分の弱さ・相手の優しさなど、心が揺れる体験をたくさんします。その中で自分が磨かれることは、一生のうちでなかなかできる経験ではありません。
そこからどんな人生にしたいのか?ここを明確にすることがあなたの未来を作っていきます。営業を基点にキャリアチェンジすることで、得られるものの大きさも違ってくるでしょう。
今回は以上です。