・どんな特徴があるの?
・逆に向いていない人は?
このような疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 不動産の営業に向いている人
- 不動産の営業が合わない人
- 無理に会社に合わせない転職をしよう
僕自身、不動産の営業会社での勤務経験があります。
今回は業界経験者として、就職・転職を考える方に向けて記事を書いていきます。
もくじ
不動産の営業に向いている人とは?
不動産の営業には、向き不向きがあります。
自分自身の適性をしっかり考えて入社しましょう。
まず、不動産業界に向いている人の特徴10個からお伝えしていきます。
不動産の営業に向いている人の特徴10個
この10項目で、不動産の営業に向いている適性がつかめると思います。
- 営業が大好き
- ノルマ・プレッシャーに強い
- 成績不振でも平常心
- 時間よりも収入
- お酒・飲み会が好き
- アナログ業務がOK
- 顧客の悩みに寄り添える
- 自信がある
- タフな交渉ができる
- バランス感覚がある
それでは、順番に説明していきます。
①:営業が大好き
営業が大好きな人はこの業界に向いています。
不動産は取り扱う金額も大きく、ダイナミックな仕事に間違いありません。
営業が大好きで、さらに大きなステージで活躍したい!と思える人にはぴったりです。
真剣に取り組むと営業力は確実に上がります。
②:ノルマ・プレッシャーに強い
不動産業はノルマが厳しいです。
特に月末になるとその傾向が強くなります。
プレッシャーがかかる環境でも成果を残せるマインドがある人は向いていると言えます。
ノルマに関する記事は、不動産営業のノルマの実態とは?【数字の達成が大変な理由】をご覧ください。
③:成績不振でも平常心
不動産の営業は、波があります。それは、トップ営業マンでも同じです。
成績不振になると、メンタルが落ち込みます。
ルート営業と違って固定の売上は見えません。
そのため、1ヵ月契約がゼロ件ということも経験するかもしれません。
出口の見えないトンネルの中で、平常心を保つことが必要です。
④:時間よりも収入
何よりも、稼ぎたい意欲があることが大切です。
不動産業の労働環境は、一部のディベロッパーを除き良い環境とは言えません。
その反面、高収入を稼ぐチャンスがある業界です。
プライベートの時間よりも、高収入にチャレンジしたい想いがあることが大切です。
⑤:お酒・飲み会が好き
全体的にお酒が好きな人が多い印象があります。
会社にもよりますが、頻繁に飲み会をしているところも多いです。
勢いがある人が多い業界なので、体育会的なノリについて行ける人がおすすめです。
⑥:アナログ業務がOK
古い体質の会社が多いです。
ポスティングや電話営業が主流の会社も多いです。
最近は、webでのマーケティングに力を入れる会社も増えてきました。
集客が得意な会社を選ぶことが働きやすさにつながります。
⑦:顧客の悩みに寄り添える
不動産は、人の悩みに深く入ることもあります。
理由は、相続・金銭面の課題を抱えた顧客を担当することもあるからです。
人間関係のドロドロした場面にも立ち会うため、顧客の悩みに寄り添うことが大切です。
⑧:自信がある
自分自身に自信がある人は向いています。
自信がない状態で、成果を残せる営業マンはいません。
歩合制の世界で、結果を残す意識が強い人はおすすめできます。
⑨:タフな交渉ができる
不動産の契約までの道のりは、タフな交渉が必要になりす。
特に価格交渉は、営業マンの腕の見せどころです。
顧客の気持ちに向き合いながら、交渉をまとめ上げる力が必要です。
⑩バランス感覚がある
⑨に加えて、顧客との交渉はバランス感覚も大切です。
力強い交渉とともに、バランス感覚を持てる営業はうまくいっています。
バランス感覚を持てる営業は、顧客の心としっかりつながることができます。
不動産業界に向いていない人の特徴4個
一方で、不動産業界に向いていない人もいます。
下記に該当するとミスマッチになる可能性が高いので、無理に入るのはやめましょう。
①:プライベートを大切にしたい
不動産の営業は、土日も出勤します。
そのため、家族との時間を大切にしたい人は、合わないでしょう。
また、平日も顧客の都合により、残業が多い傾向にあります。
収入よりも時間を大切にしたい人はやめておきましょう。
②:まったり働きたい
不動産の営業は、スピードを重視します。
成果を出すために、フットワーク軽く、営業を行います。
じっくり、落ち着いた環境で仕事をしたいなら、他の業界の方が向いています。
③:年功序列を望む
不動産の営業は、年功序列の給与体系ではありません。
そのため、メーカーなどと比較すると、安定的に上昇していく給与体系ではありません。
もちろん、毎年の定期昇給や管理職手当などはありますが、大幅に上昇することはないと思っておきましょう。
④:安定志向
不動産の会社は、インセンティブがボーナスに反映されます。
そのため、成績を残すことができないと賞与が少なくなります。
安定的にボーナスが支給されるされる会社が良いと感じる人はおすすめしません。
まとめ:無理に会社に合わせない転職をしよう
今回は不動産業界に向いている人、向いていない人の特徴についてお伝えしました。
不動産の営業のフィット感は、人によって異なります。
正直、万人におすすめできる業界ではありません。
転職の成功のカギは、自分の心に正直になることです。
無理に企業に合わせず、心に素直に会社を選んでいきましょう。
良い会社に出会えることを願っています。
今回は、以上です。