不動産

不動産の営業が楽しい瞬間とは?【ガチな営業経験者が語ります!】

不動産の営業が楽しい瞬間とは?【ガチな営業経験者が語ります!】

 

悩む人
・不動産の営業って楽しい?
・厳しいのは知ってるけどチャレンジしたい
・実際のところどうなの?

 

このような疑問に答えていきます。

 

僕の考えとしてほとんどの人に不動産の営業はおすすめしていません。

しかしながら、不動産の営業もメリットがありおすすめできる側面もゼロではありません。

 

今回は、業界経験者として不動産の営業で楽しかったところにフォーカスしてお伝えしていきます。

 

本記事の内容

  • 不動産の営業が楽しい瞬間
  • 不動産の営業の楽しさを知りたい
  • 何が大変なのか知りたい人

 

不動産の営業が楽しい瞬間とは?

 

不動産の仕事は厳しいですが、ブラックな側面ばかりにスポットが当たってしまっているのも事実です。

 

僕自身、不動産業界で働いたことが、その後の人生で役にたったことはけっこうあります。

 

不動産の営業が楽しいと思う3つの瞬間

不動産営業の営業が楽しい瞬間は、大きくわけて3つあります。

 

①:契約が決まったとき
②:ボーナスが入金されたとき
③:日中の行動が自由!

 

僕自身、上記の3つは不動産業界で働いていて良かったと思ったことです。

それでは1つずつお伝えしていきます。

 

不動産の営業が楽しい瞬間①:契約が決まったとき

 

不動産の営業は、契約が決まったときに楽しいと感じます。

 

  • 新築マンション
  • 中古マンション
  • アパート建築
  • 新築戸建て(ハウスメーカー)
  • 土地・マンションの仕入れ

 

など、一口に不動産の営業といっても扱うものは異なります。

 

全てに共通しているのが、契約に結びつくまで大変だということです。ハードな交渉をまとめ契約にたどり着いたとき嬉しさを感じます。

 

単価が低くて簡単に売れるものであれば、まったく感動しないと思います。
シロクマ

 

不動産の営業が楽しい瞬間②:ボーナスが入金されたとき

 

不動産業界のボーナスは、成果を出せばかなり高い部類に入ります

 

大手総合ディベロッパーを除けば、入社するのに学歴もあまり気にされません。

中途入社でも、出世も給料もフラットなので、誰にでも平等なチャンスがある世界です。

 

不動産の仲介業 :最も高い人で年収2000万レベル

アパート建築営業:年収2500~3000万まで狙えます。

ハウスメーカーは会社によって、インセンティブの割合がかなり変わる印象です。

 

トップクラスになると、総合商社を超え、外資系金融クラスまで年収が跳ねるのが不動産業界の特徴です。

 

注意ポイント

ただし入社したからと言って、全員が稼げるわけではありません。

 

 

不動産営業の年収についてはこちらの2つの記事をご覧ください。

 

不動産の営業が楽しい瞬間③:日中の行動が自由!

 

不動産業界の良いところは、日中の行動が自由なところです。

数字が見えてさえいれば、基本的に何をやっていても怒られません。

 

昼間に自宅に帰ったり、マンガ喫茶にいって時間をつぶしても誰にも文句は言われません。

 

上司に細かく監視されることもないですし、気楽に仕事ができます。

もちろん、数字が見えていないときはかなり厳しいですが、日中自由に動き回れるのは楽しいです。

 

昼間に銀行に行ったり、おいしいランチを食べたり、終日外出することも可能なので、バランスはとりやすい環境です。

 

注意ポイント

※電話営業を中心とする投資用マンションの営業は、ずっと室内にいるので自由は皆無です。

 

不動産の営業を楽しめる人とは?

 

つづいて、不動産の営業を楽しめる人の特徴についてお伝えしていきます。

ハードな不動産の営業を楽しめる人にはこんな特徴があります。

 

その①:楽観的で図太い人
その②:マインドが強い人
その③:運が強い人

 

順番に解説していきます。

 

不動産の営業を楽しめる人①:楽観的で図太い人

 

不動産の営業を楽しめる人は、楽観的で図太い人です。

 

厳しい環境の中で、上司に何かを言われてもサラッと流せる人は向いています。

 

神経質になりすぎて、自分を追い詰めてしまう人は、この業界は合わないかもしれません。

 

特に数字との戦いになるので、不調のときにどれだけ楽観的に考えていく考えは大切です。

 

仕事は丁寧にやりつつも、楽観的にポジティブな思考ができる人は楽しめると思います。

 

不動産の営業を楽しめる人②:マインドが強い人

 

結果に対するマインドが強い人は、不動産の仕事を楽しめます。

 

それはもちろん結果を残すマインドでもありますが、数字のためではなく顧客のために仕事をする強いマインドが必要です。

 

自分の数字のために仕事をしている営業マンは、顧客から嫌われて終了します。

 

上司からどれだけ怒られようとも、自分が描いた最適な提案を顧客に伝え続けるマインドが必要です。

 

一時的な数字よりも、顧客の気持ちに寄り添った提案を貫ける営業マンは仕事を楽しめるでしょう。

 

不動産の営業を楽しめる人③:運が強い人

 

不動産の仕事をしていると、抜群に運が良い営業マンを見かけます。

 

営業マンとして一番怖いことは見込みのお客さんがいなくなることです。

 

そうすると、まだタイミングではないお客さんを急かして契約を迫ることになります。

そんな時に運の強い営業はキセキのような引き寄せを発揮します。

 

・たまたま複数の紹介をもらう

・しかも、すぐ契約を考えている

 

予期せぬタイミングで紹介をもらったり、すぐに契約を考えている人との出会いを引き寄せたりするのです。

 

営業でうまくいくための要素に運が強いことは大切なのです。

 

運は他人に貢献した分だけ返ってきます。

 

例えば過去に成約したお客さんに加えて、契約に至らなかったけれど紹介をもらえるケースもあります。

 

相手に寄り添う提案をすることで、お客さんが自分を応援してくれることもあるのです。

運を高める要素は、顧客に尽くすことが一番です!

 

不動産の営業が楽しくない瞬間

 

不動産業界は楽しい側面もありますが、当然そうではない瞬間もあります。

不動産の仕事がつまらないと感じる瞬間はこんなことが挙げられるでしょう。

 

理由①:アナログすぎる業界
理由②:営業以外のスキルが身につかない
理由③:集客に苦戦しすぎる

 

それでは、順番にお話をしていきます。

 

不動産の営業が楽しくない瞬間①:アナログすぎる業界

 

業界がアナログすぎるので、無駄が多く疲れてしまいます。

 

未だにFAXを主流として、情報交換をしている業界です。メールやPDFすら使いこなせない人がたくさんいるのです。

 

そういった人が多いので、取引先とも効率的な業務ができなかったりするのです。

 

大手でもワードや簡易なエクセルは使いますが、それ以外のツールはほとんど使いません。

顧客と交渉するのも対面or電話なので、ITツールのスキルアップは必要ありません。

 

ハウスメーカーはプレゼン資料は作りますが、フォーマットは使い回しです。

そういった環境で長く働いていると、再度転職するときへのハードルが高くなってしまいます。

 

数年の間、業界に身を置くのは良いですが、長年いると他の業界で活躍することは難しくなるでしょう。

 

不動産の営業が楽しくない瞬間②:営業以外のスキルが身につかない

 

これは不動産業界に限ったことではありませんが、営業以外のスキルが身につかないことはデメリットです。

 

ずっと営業マンとして生きるのであれば、不動産の営業を学ぶことは役に立ちます。

 

その理由は、本気の営業を学ぶと対人関係について理解することができるからです。

 

なぜ、不動産が本気の営業かというと、相手が一般の顧客であるからです。

 

一生で一番大きな買い物と言われる不動産の契約に本気でないお客さんはいません。

 

その環境でハードな営業を学べる機会は、なかなかないのです。

 

今後はどんどんオンラインやデジタルが主流になっていく中、リアルな営業経験を積むことは将来的な付加価値を高くすると思います。

 

不動産の営業が楽しくない瞬間③:集客に苦戦する

 

不動産の営業は、集客は店舗任せになっています。

 

もっと本部で最適なマーケティングができれば良いのですが、大手企業でも企業イメージくらいの広告しかできません。

 

例えば、商圏を絞ったアプローチができれば良いのですが、なかなかうまくいっていないのが現実です。

 

そういった背景がある中、集客がチラシ広告などのマンパワーに依存してしまうことがあります。

 

そうなると、その負担は営業マンにのしかかってきます。

集客ができないことが、営業マンにとっては一番のストレスになります。

 

安定的に数字さえ作れる仕組みが、どんどん整っていけば楽に楽しく仕事ができるようになるでしょう。

 

関連記事

不動産の営業に悩む心理をさらに知りたい人は、不動産の営業に疲れた【仕事で悩みすぎるのは、もうやめよう!】の記事をご覧ください。

 

不動産の営業を楽しめるかはその人次第!

 

ここまで不動産の営業が楽しい点とそうではない点についてお話をしてきました。

ここから、不動産業界の良し悪しは人によって変わることをお伝えしていきます。

 

  • ①:固定給がありながら高収入にチャレンジしたい
  • ②:詰められても気にせず働ける!
  • ③:自分の時間よりも努力に応じた成果がほしい

 

上記の価値観を強く大切にしたいと考えているなら、不動産業界はおすすめできます。反対に自分の時間を大切にしたいと考えるようなら、この業界は合わないかもしれません。

 

それでは、1つずつ深堀りしていきます!

 

①:固定給がありながら高収入にチャレンジしたい

 

ボーナスは歩合制と言いつつも、毎月の固定給があるのは会社員良いところです。

 

起業してリスクは取れないor起業までのモチベーションが湧かない人にとっては良い環境です。

不動産業界では基本的にチャンスは平等に与えられており、学歴がなくてもチャレンジすることができます。

 

中途採用も多く、大手企業への転職も比較的簡単です!

 

今の仕事を続けても意味がない!もっと努力して収入を上げたい!と考えている人にとってはおすすめできます。

 

関連記事

とは言え中途で入ると大変なところもあります。詳しくは  不動産会社に中途採用で入る。未経験での入社ってどうなの? の記事をご覧ください。

 

②:詰められても気にせず働ける!

 

自分はメンタルが強く、風当たりは気にしない!と思っている人にもおすすめです。

 

仕事は一生懸命やるけれど、うまく聞き流せる人は入社しても大丈夫でしょう。

 

反対に繊細で完ぺきにやろうとする人の方が心配です。

 

不動産業界での評価は、数字を達成することに重きを置く文化です。

 

とは言え、数字が悪いからといって、すぐにクビになることもありません。

そして、数字を作ることが難しいか?と言われたら、波はありますがそこまで難しくもありません。

 

家も買ったことがなく、社会人経験のない新卒時代の僕でも、それなりに売ることができたのでやる気があれば大丈夫でしょう。

 

③:自分の時間よりも努力に応じた成果がほしい

 

最近は休日出勤も減り、慢性的な残業も以前よりは落ち着いてきたと聞いています。

 

それでも、残業はそれなりにあると考えておきましょう。

 

自分の時間よりも、努力に応じた成果を手に入れたい人にはおすすめできます。

世の中には、どれだけがんばっても、ほとんど給料が上がらない会社もあります。

 

サービス残業や賞与がない会社もたくさんあるのです。

 

そう考えると不動産業界は、それなりの固定給+成果に応じた賞与が支払われるので、見方によっては良い会社と言えます。

 

まとめ

 

今回は不動産の営業が楽しいと感じる瞬間についてお話をしてきました。

僕自身、不動産の営業をやってみて良かったことはたくさんあります。

 

僕自身営業の後は、アセットマネジメントという不動産を主流とした投資関連の仕事にキャリアチェンジをすることができました。

 

それも、不動産の営業というリアルな対面営業がベースにあったからキャリアチェンジができたと考えています・

 

  • 営業力を磨きたい
  • 自分自身の経済力を上げたい
  • 成果報酬を手に入れたい!

 

こうした思いがあるなら、不動産の営業にチャレンジしても良いと思います。

ぜひ、興味がある方は不動産業界にチャレンジしてくださいね!

 

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この記事を読んで「やっぱ不動産ヤバそうだ~!」って感じたかたは、不動産業界への転職を迷ったら120%辞めた方が良い理由 をご覧ください。

 

 

今回は以上です。

 

 

 

 

 

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